倉敷本染手織研究所
所長:石上信房 主任:石上梨影子
倉敷本染手織研究所は昭和28年に、倉敷民藝館付属工藝研究所として
故 外村吉之介により設立されました。
作家の養成や趣味の染織のためでなく、日夜の暮らしの中で働く健康でいばらない
美しさを備えた布を織る繰り返しの仕事を励む工人を育成する学び舎として
半世紀を越えて研修生を迎え入れています。
購読:柳宗悦著「工芸文化」
実技:手織、手紡、本染(天然染料)
期間:4月から1年間
資格:満18歳以上の健康な女子
主な染料:藍、楊梅皮、刈安、阿仙薬、ログウッド、コチニール、ベンガラ
主な作品:倉敷ノッティング(椅子敷)、マフラー、着尺、帯、テーブルセンター、服地、袋物
お問い合わせ先 〒710-0054 倉敷市本町4-20 電話(086)422-1541 google map
倉敷本染手織会
倉敷本染手織研究所の卒業生は全国各地に約300人います。
その卒業生の会が倉敷本染手織会です。
家事や育児、勤めの都合などでやむなく仕事が出来ない人もいますが、
多くは各家庭で糸を染め、布を織り、自家用の服地や小物を作り、
頼まれて友人や近所の人のための品を作っています。
毎年秋の展示会は、個人的な名を挙げるためのものでなく、互いの仕事を見せ合い
技術を更に勉強するために、又、よい品物を広く世に行き渡らせるために開かれます。
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